クリスマスの贈り物
「ねぇ、本当に欲しいものないの?」
『ああ…別にない』
「もう、いっつもそうなんだから…」
『君が選ぶものなら何だって嬉しいよ』
「本当に?」
『ああ、本当だよ』
少し笑いを含む声が嘘ではないことを教えてくれる
「わかった。じゃあ何か素敵なもの探しておくね」
そう言って彼との電話を切る
ふぅ…
私と彼の距離は事実上約500㎞
彼との繋がりのほとんどは電波を通してでしか、感じられない
会いたいな…
心の中で呟くと
カレンダーにバッテンをつける
「ヨシッと」
クリスマスイブまで後、20日!
彼に会えるまで後…約480時間!
長いよ……
『ああ…別にない』
「もう、いっつもそうなんだから…」
『君が選ぶものなら何だって嬉しいよ』
「本当に?」
『ああ、本当だよ』
少し笑いを含む声が嘘ではないことを教えてくれる
「わかった。じゃあ何か素敵なもの探しておくね」
そう言って彼との電話を切る
ふぅ…
私と彼の距離は事実上約500㎞
彼との繋がりのほとんどは電波を通してでしか、感じられない
会いたいな…
心の中で呟くと
カレンダーにバッテンをつける
「ヨシッと」
クリスマスイブまで後、20日!
彼に会えるまで後…約480時間!
長いよ……