好きです…
「もうすぐ着くよ」

「はい…」

梗太さんともう会えなくなっちゃう…
でも仕方ないよね。私、保護されただけだし…

携帯もないし…


「梓ちゃん、そういえば引っ越し荷物は?」

「明日届きますけど…」

「そっか。誰か来てくれるの?」

「いえ…家具とかは引っ越し屋さんにお願いして起きたいところに置いてもらうので…1人だしそんな荷物もありませんから…」

「そっか…」


梗太さんはそれから黙りこんでしまった…

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