好きです…
部屋でじっともしてられず外で待つことにした。

しばらくすると男女の話声が聞こえてきた。


ちっ…カップルかよ…

ん!?この声…梓!?

慌てて声がする方向を見た。
暗くて見えねー。早く…もっと早く歩いてこいっつーの!


話声が段々近くなってきた…
絶対に梓だ!


「梓!!」

梓の驚いた顔に吹き出しそうななったけど、それよりも安堵の気持ちと、知らない男と歩いてきたのが腹立たしいのとでどうかしてた。

梓は相手を紹介しようとしてたけど、それどころじゃなかった…


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