好きです…
一緒に歩いてきた男はなんか勘違いした感じもするけど、梓に悪い虫がつくより全然いい!

でも、まぁ悪いヤツではなさそうだったけど…

とりあえず…梓にはきちんと説明してもらわないとな…


……………

……………

梓から事情を聞いて、納得したけど……

危機感なさすぎるぞ、梓…
こいつ1人で大丈夫なのか!?
絶対こいつ、騙されるタイプだよな…

お義父さん達、よく許したよなぁ…


色々考えてたとこに梓が布団がないと言ってきたから、二人で買い物に出ることにした。

オレが帰ったあとに梓が困らないようになんか目印になる建物とか店とか探さないとな…

方向音痴でも何度か歩けば梓も大丈夫だし。

キョロキョロ見渡してると大きなホームセンターがあった。


これくらいオレが買ってやらないとな。バタバタと決まってしまって、梓にお祝い、なんにもしてやれてないんだよな。


梓は断ってきたけど、無理矢理オレが買った。


ちょっと兄気分を満喫した感じがする。

今までも妹みたいな感じで世話やいてきたつもりだけど、こいつ、本当にもうすぐ義妹になるんだなぁ…

そう思うと今まで以上に心配になるし、かわいさが増してきた。


荷物を部屋に降ろして、オレは車を返しに店に戻った。
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