一生の恋バナ
ビーチバレーをしていると…
“やばい!あの男子3人超イケメン!!”
“私、黒髪のクールそうな人!”
“私は金髪のちょっとチャラそうな人♪”
“いや、断然あの茶髪の猫っ毛の人でしよっ”
何やら、周りに女子が集まってきた。
私はその人達に気を取られてしまい
陽介のスパイクが私の顔面に命中。
陽介『み、美紅ちゃん!大丈夫!?』
慌てて駆け寄ってきた。
私『ごめんごめんっ
私がよそ見しちゃってたからっ
…顔洗ってくるねっ!』
絢香とれいらも私について来てくれた。
絢香『大丈夫?』
私『平気だよっ♪
転んだ衝撃でひざを擦りむいただけだからっ』
れいら『顔は大丈夫そうだねっ』
絢香『そうだね!よかったっ』
私『よし。行こっ
男子たちも待ってるし…』
って男子の方を見ると
周りにはたくさんの女の子が…
れいら『私達…どうする?』
私『戻りにくいね…』
絢香『てか、陽介めっちゃニヤニヤしてる…』
私達が立ち止まっていると…
『かーのじょたちっ♪』
『3人で来てるの?♪』
『俺らと遊ぼーよっ』
3人の大学生っぽい人が近づいてきた…
絢香『私達…一緒に来てる人がいるんで…』
『そんなのほっとこうよ♪』
私『でも…』
『てか、君めっちゃ可愛いね
そこらの女優とかモデルなんかより!』
れいら『じゃあ、遊んでもらおうかなっ♪』
え!?
れいら、何言ってんの!?
『じゃあ、決定!』
私と絢香が困っているのなんか目も呉れず、
大学生の人はグイグイと引っ張ってく…
すると、
陽介『ちょっとお兄さんたち?いいかな』
『あ?なんだよっ!』
─ボコっ
陽介が1人を殴り飛ばした。
類『俺らの連れに何してんだよっ!!』
誠『容赦しませんよ?』
完全に戦闘モードに入ってる…
『こんな可愛い子達ほったらかしにした
君たちが悪いんじゃないの?』
『俺らも喧嘩なら負けねえけど?』
『痛ってえな…』
陽介が殴った大学生の人が起きて
陽介を殴ろうとしたので…
私『ごめんなさい!!
お願いします。やめてください
何でもしますから…』