一生の恋バナ



『何でもするって…?』


私『はい…

だから、私以外は逃がしてください』


『まあ、いいだろう…

ほらっ行けっ…早く行かねえと

こいつがどうなるかわかるよな?』


私『絢香、れいら行って』


絢香とれいらが動かないので


陽介が2人を引っ張って連れていった。



『じゃあ、その上に着ている

パーカー脱ぎな?』


私『わかりました…』


私は抵抗せずに脱いだ。


『うん。いい体してるじゃんかよ

俺らと遊んでもらおうか』


すると、


誠『俺、もう限界…』


類『同感。じゃあ…』


私『2人とも待って!!

お願い…』


類『じゃあ、行くかっ』


ちょ…本当にやめ…



次の瞬間。


類と誠が私の腕を引っ張って


逃げ出した。



『逃げるなんて卑怯だぞ』


『待てよ!!』


少し走って振り返ると、


大学生たちの姿は


ありのように小さくなっていた。



ハアハアハア…


誠『美紅大丈夫か?』


私『2人とも…速すぎ…るよ!』


類『わりわりっ

逃げることしか考えてなかった

まあ、あいつら諦めたみたいだし…』


私『2人とも…ありがとう』


涙をこらえてそういった。


絢香たちも駆け寄ってきて


絢香『美紅〜!!

ほんとに、ありがとう…』


れいら『美紅に、何もなくて…よかった』


私『私も、みんな無事でよかった』


そうすると、


絢香とれいらが私に抱きついてきて


2人とも泣き始めた。


絢香『美紅…大好き…ヒック』




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