一生の恋バナ
美紅の過去
美紅side
一週間後。
私は目を覚ました。
絢香『…美紅?』
陽介『みんな!美紅が起きたぞ!!』
れいら『美紅!!』
誠『大丈夫か?』
類『急に倒れるし、
一週間目を覚まさねえし…』
私『ごめんごめんっ…』
みんなごめんね。
私『大丈夫。もう心配ないよ
もうきっと倒れないから…』
類『そんなのわかんねえだろ…』
類…
私『今日ね、親友であるれいらと
一緒にいたいから…
2人きりにしてくれる?』
絢香は少し寂しそうな顔をして
絢香『そっ…か。
そうだよねっ…まあ、美紅が起きてよかった』
陽介『じゃあ、後はれいらちゃんに
まかせて…帰ろっか』
そして、みんなが帰り
れいらと病室で2人きりに…
れいらにわざわざ
“親友”をつけたのは、
どうしても話したいことがあったから。
れいら『美紅…どうしたの…?』
私『ごめん…
私、全部思い出したんだ…』