一生の恋バナ



夜の8時になり、


私は準備をしていた。


天体観測が好きな私は望遠鏡を持っていたので


それと、色鉛筆とスケッチブックを持った。


やば!時計を見ると、9時まであと5分。


私『おかーさんっ流星群見に行ってくる!』


お母さん『はいはいっ。美紅のことだから

言うと思ったわよ、れいらちゃんとでしょ?

気を付けていってらっしゃい♪』


私『は、はーいっ…』


お母さんごめんなさい。


私…れいらじゃなくて類と行くんです。


とりあえず今は急ごっ。


走って商店街のほうに向かった。


わー…


さすがに、人が多い…


祭りなみの人の多さで中々進めない。


あっ!類、もういる!


私は、横断歩道を渡って行こうとした。


すると…


─ドンッ


私のことを誰かが押して、


私は道路に転んだ…


そこに大型トラクターが…


“キャーッ”


あれ…?痛くない?


目をあけると…


類…!?


類が私の身代わりになって、


かわりに…


“類…!!”


すると、周りの人が駆け寄ってきた。


私はパニック状態になっていた。


そんな中目にしたのが、



れいらが震えて立っていて


その場を去っていくのが…





そう。私を押したのは


れいら。

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