一生の恋バナ



美紅side




れいらの話を聞き終わり…


私『れいら…そんな辛いことが…

気付かなくて、ごめん…』


れいら『同情するなら…類を諦めてよ』


私『それは…』


れいら『無理って?いいよね

美紅はみんなに好かれて』


私『えっ。

今の類は私のことを好きだって言うけど

本当の類はれいらのことが好きなんじゃ…』


れいら『は?何を根拠にそう言ってるの?』


私『れいらに何かあるとすぐに

駆けつけていったりしてたよ?』


れいら『そんなの美紅にもじゃん』


私『でも…ほら、あの傘のことだって』

< 116 / 156 >

この作品をシェア

pagetop