一生の恋バナ
デート
翌日…
誠とのデート。
朝、起きると誠がいなくて
私『おはようっ
ねえ、誠知らない?』
絢香『私も今、起きてきたばっかだからなー』
陽介『俺も見かけてないっ』
れいら『美紅、何か誠に用事?』
私『ん…ってより、ちょっと2人で
出かけてくる…てきな感じ?』
絢香『えっ!それって…』
れいら『デート!?
行ってきなよ♪何時にどこ~?♪』
類『…』
私『1時に公園なんだけど…』
絢香『こうしちゃいられないっ♪』
れいら『急いで!着替えなきゃっ』
そう言って2人は私のことを
衣装部屋に行き
服を選び出した。
絢香『美紅、今日のデート服これねっ』
絢香が渡したのは
白くて薄く透け感のあるシャツに
デニムショーパン。
それを、着せられて
メイクアップして完了。
絢香『やばい。美紅、セクシーすぎる』
れいら『うんうんっ。
髪もせっかく胸の上まで伸びたんだし
片方に髪寄せてみなよっ』
言われたとおりにやってみた。
でも…
片方だけ首が露出した感じがちょっとな…
絢香『やばい。女の私でも鼻血でる』
れいら『これで誠もイチコロだねッ♪』
私『んー…ありがとっ』
時計を見るともう、11時30分。
私は、弁当を作ろうとリビング通って
キッチンに向かおうとしたところ…
陽介『美紅ちゃん…やばいよ。
セクシーで綺麗でなおかつ可愛くて…』
類『…美紅にその服似合ねーよ』
私『そんなの、わかってるよっ!
類のバカっ…お世辞でももっとなんか
あるじゃんか!』
絢香『まあまあ…』
れいら『それより、時間ないんじゃないの?
早く行けっ…行ったほうが
いいんじゃないかなあ?』
私『あ、うんっ!
じゃあ、弁当作って…行ってくる!』
そうして、弁当を作り終え
玄関に行くと
れいら『美紅さ…誠くんいいんじゃない?
くっついてくれると私嬉しいな~♪
じゃあ、いってらっしゃい♪』
私『う、うんっ…
じゃあ、行ってきますっ』