一生の恋バナ


そんなこともあったな…


小さい頃の思い出を思い出しながら


ネックレスを付けていると


誠『美紅?』


私『わ!びっくりした!』


誠『ごめん。

何回もノックしても気付かなかったから

勝手に入ってきた』


私『いいよいいよっ』


誠『そのネックレス可愛いなっ

マーガレットだな』


私『えっ?これ、黒百合じゃないの?』


誠『それはどう見てもマーガレットだぞ』


私『そうなんだ…』


類…嘘ついたな!


私『あっ!誠何の用ー?』


誠『それなんだけどさ…』


私『うん…?』


誠『俺と付き合うって…

まじめに考えてくれねえか?』


私『えっ!?』


誠『返事は今じゃなくていい

決まったら言って…

じゃあ、それだけ…』


そう言って誠は部屋を出ていった。


─誠…



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