一生の恋バナ
はじまり
ようやく家に着き
私『ただいまーっ!』
お母さん『美紅、おかえり』
お父さん『見ないうちに…綺麗になったな…』
お父さんはすすり泣いている。
お母さん『ちょっと、お父さん泣かないって
決めたばっかりでしょう』
私がくすくす笑っていると
お母さん『美紅、何笑ってんのよ~』
私『いや、相変わらずあつあつだなって…』
お母さん『そ、そんなことないわよっ
とりあえず、風呂入んなさいっ
明日学校で早いからね!』
私『はいはーいっ』
そして、夜…
私『お母さん、お父さんありがとね』
お父さん『しげるに聞いたのか…』
私『うんっ…
記憶も取り戻せたし…楽しかった』
お母さん『なら、良かったわ
でも、類くんのこと…』
私『大丈夫…
いつか…きっと会えるよっ』
お母さん『そうだねっ
じゃあ、そろそろ寝なさいっ
あなたも、きっと来月には有名人に
なってるからね…』
私『うんっ…
おやすみなさいっ』
『『おやすみっ美紅』』