一生の恋バナ


先生『お前ら、イケメンだからと言って

騒ぐなよ?』


─ガラガラガラ


教室のドアを開けて入ってきたのは





私『類…??』


と同時に


『『『キャーーー!!』』』


女子のほとんどが叫んだ。


先生『はいはいっ

静かに!!

転入生の星野類くんだ

仲良くしてあげれよ…って星野?』


類は、先生の話を無視してこっちに


歩いてきて


類『美紅…っ』


私の目からは涙が溢れ出てきた。


私『類っ…兵庫に行ったんじゃ…』


類『本当は最初からこのつもりだったけど

サプライズでおどかそうと思ってな…』


私『バカっ…いつも突然すぎんのよ…っ』


類『だって、こっちに大事なもん

残してなんて行けねえだろっ…』


私『類…おかえりっ』


類『ああ、ただいま』




すると…周りからは


『ヒューヒューッ』


と私たちをちゃかした声が聞こえてくる。


先生は頑張ってしずめようとしている。


類『ダメだ…ここで話せねえな…

美紅来いっ!』


そう言って類は私の手を引っ張って


教室を出ていった。


学先生『お前ら!どこ行くんだ!

戻ってこーいっ!!』




それを無視して階段にのぼり


屋上に行った。




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