一生の恋バナ


美紅side



ケンカしちゃった…


私、最低…


もう、自分が嫌になる。


あっ。忘れてた。


絢香たちは大丈夫かな?


私は絢香の元にかけつけた。


私と絢香は何でも話せる仲になっていたから。


私『あやかぁ…どうだった?』


絢香『あたしより美紅…大丈夫なの?』


私『何が~?』


なんていってふざけて笑って見せた。


絢香『何がじゃないわよ。

さっきちらっと見てたんだからね!』


私『あれは、あっちが悪いから…

いいのいいの!それより絢香は?』


絢香『あたし…陽介のこと好きになっちゃったかも』


私『そっか…ん?え。えぇぇ!?』


絢香『陽介さ、ああ見えて人のことちゃんと考えてる気がする。

でもね、ほんとにエロかった。

気を付けなよ?』


私『待って。何があったの?何かされた?』


絢香『うーん。昨日の夜ね…』




昨日の夜。

陽介『絢香ちゃん眼鏡とると可愛いよね。

眼鏡もさ赤にしてよ。

そしたらもっと可愛いって』


絢香『な、なに言ってるのよ。早く寝なさい』


そういって目をつぶった瞬間


─フニッ


えッ!?


胸触られてる??


絢香『ちょ、ちょっと!!!やめてよ』


陽介『ご、ごめん!

つい。俺まぢ欲求不満らしいね。

ごめん。ほんと。

俺、いつ手出すかわかんないから

ふとん出るね。』


絢香『待って。そんなことしたら陽介…ペナルティに…』


陽介『絢香ちゃんに嫌な思いさせるよりずっといいよ』


絢香『そんなの嫌だよ。あたしは平気だからちゃんとふとんで寝て?』


陽介『ありがと…』


そこから、陽介は何もせず無事に寝た…



そんなことがあったんだ…


私『でも、陽介くん意外だね』


絢香『あたしも思った。自分がいいならいいって感じの最低な人だと思ってたもん…』


私『絢香…頑張って!!私、応援するね!!』


絢香『美紅ありがとう!!美紅は仲直りしてきなよ』


絢香に後押しされて


私は類の元へ…





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