一生の恋バナ
舞踏会
美紅side
ミッション1の翌日。
またもや封筒が届いた。
【はーい♪
ミッション成功おめでとう♪
日頃頑張ってるあなた達に舞踏会への招待よ。今日6時に迎えの車がくるはずだから
衣装部屋から選んで参加してちょうだい。
といっても
ちゃんとした格好で来てね。
じゃあ、会場でばいばーい♪ウフ】
かんな『やったやったあ!!楽しみだなあ♪』
かんなちゃんはすごく喜んでいるようだ。
舞踏会か…
ドレスなんて初めてな気がする。
類『美紅…豚に真珠だな』
私『はい?!なにいってんの?
こうなったら類に
かわいいって思わせてやる!!』
類『せいぜい頑張りな!!』
こうなったら、とことんかわいくなってやる…
絢香『じゃあ、会場まで男子は男子。
女子は女子で過ごすから♪』
私と絢香とかんなちゃんと女子用の衣装部屋に行った。
そういえば衣装部屋入ったことなかったっけ…
ドアを開けた瞬間
私の目には無数のドレスやアクセサリーが。
かんな『かわいい!!!』
絢香『てか、普段着れる服もあるよ!
しかも…あれ?』
見ると左、真ん中、右の列のそれぞれのところに名前が書いてあった。
【美紅様用】
どうやら一番左の列がかんなちゃん。
真ん中が絢香。
一番右が私のものらしい。
って言っても1万着以上あるよ?
絢香『じゃあ、一人ずつ選ぼっか♪』
かんな『私は…これ!』
そういってかんなが選んだのはの
うすく透けている、
清楚な感じのピンクのドレス。
絢香は背中がおもいっきり開いている
セクシーな黄緑のドレス。
私は…肩が開いた白いドレス。
でも、これじゃあ、露出が多いので
上に長袖のボレロを羽織った。
あとは、それぞれ靴を選び、アクセントとなる
ものを1つずつ選んだ
かんなちゃんはリボン
絢香はコサージュ
私はティアラをつけ完成!!
メイクもばっちり。
絢香『やば…美紅かわいい!!』
かんな『そ、そうだね…』
絢香『でもさ、やっぱショートなのがおしいよね。よし。ウィッグ!!!』
絢香は私に軽くウェーブのついたロングのウィッグをかぶせた。
そして、髪をアップにするため
綾香がセットしてくれた。
鏡を見ると自分でもびっくりするほど
綺麗でかわいい人がいた。
自分じゃないみたいだった。
─これが…私!?
6時になり、外を見ると迎えの車が2台止まっ ていた
男子たちは先にいっててとあらかじめ伝えておいたので
先に行ったみたいだ。
10分あとくらいに私達も出発した。
そして、会場に着いた。