一生の恋バナ
類side
舞踏会からかえって来て自分の部屋で日記を書いていると
コンコンッ
ドアを叩く音がしたのでどうせ陽介だろう…
『入れば?』
って言って入ってきたのは…
美紅??
俺『なんだよ。こ、こんな夜中に…
男の部屋だぞ?』
美紅『はい?なにいってんの?
言いたいことがあってきたの』
俺『あ、ああ。』
美紅『あのね、今日は…
その…助けてくれてありがとう』
少し照れ気味に笑顔で美紅が言った。
俺『今度は断るんだぞ?
てか、困ったときとかいつでも俺を呼べよ?』
美紅『う、うん…じゃあ、おやすみ。』
俺『ああ。おやすみ』
バタンッ
…俺はベッドに倒れこんだ。
あー。もう。
美紅、俺を殺す気か?
だめだな俺。
─美紅が好きだ