一生の恋バナ
類side
舞踏会を終えた翌日。
みんな、起きてきた。
あれ?でも、美紅が来なくね?
いくらなんでも9時だぞ?
俺『ちょっと絢香。あいつ起こしてきて』
絢香『まだ寝てるんじゃない?』
でも、俺はなぜか今日は嫌な予感がした。
絢香『キャー!!美紅!!誰か救急車呼んで!』
とっさに俺は駆けつけた。
俺『美紅!!しっかりしろ…!!』
10分くらいして救急車がたどり着き、美紅は病院に運ばれていった。
絢香がそばについていった。
正直、俺が行きたかったけど
『人が多いと混乱するだけですので、一人だけ同伴してください』
と言われ、仕方なくあとで向かうことにした。
いても立ってもいられない俺は
しげるじじいの車が来る前に自転車で病院に向かった。
病院について
案内されたのは…精神科の病棟??
病室に入ると、絢香が泣いていた。
しげるじじいの車もつき、かんなと誠と陽介が来た…
陽介『あのさ、ここ精神科の病棟なんだけど。なんで?』
そこで、医者が来た。
『すいません…ただ単に病室が空いてないだけで、
美紅さまは寝不足と疲れによるものです。
これから、こういうことが起きても命には別状
はないので、ご安心を…』
安心??
んなものできるわけねーだろ。
美紅…うなされてるみたいだな…
ちくしょー。
なんで、俺はなにもできないんだろう。
俺たちは病院に泊まることになった。
翌日美紅は目をさました。
そして、何事もなかったかのように笑った。