一生の恋バナ
美紅side
私は類の部屋に向かった
トントンッ
ノックをしても返事がなかった。
あれ?類…部屋にいない?
どこに行ったんだろう...
玄関に行ってみると、靴があったので
家のどこかにいることがわかった。
そして、ベランダに出てみると…
いた!
私『類っ』
類『えっ。あっ美紅…
あのさ、さっきはごめんな…』
私『えっ?いや、私の方こそごめんね...言い過ぎた…』
類『いや、全然気にしてないから大丈夫だぞ』
私『てかね、私より誠に謝ってきなよ?』
類『わかってる...…はあー...』
私『何でため息なんかついてんの幸せにげるよ?』
類『いいんだよ。
どうせ今幸せじゃないからな』
私『類...どうし』
と言いかけた瞬間
ギュッ
類が私に抱きついてきた。
私『ちょ…類...??』
類『ごめん。しばらくこうさせて…』