一生の恋バナ
ミッションその3
次の日の朝
私はあのまま寝れなくて
リビングに向かった。
ポストを見ると…
封筒!!
私『みんな起きて起きて!!』
と言ってみんなを起こした。
類『なんだよ…まだ5時じゃねえかよ…』
さすがにみんなは眠そうだった。
私『開ける…ね』
【はーい♪みんなごきげんよう♪
ミッションよ〜!!
今回のミッションはねファッションショーよ♡5日後に行われるから、準備しておいてね♪
ちなみに、今回はペア戦だからあとでくじで決めておいてね♡
ペナルティは…私も見て1番ダメだと思ったペアにするから…頑張ってね♪
ファッションショーの詳細は後で送られてくる紙を見て頂戴♡健闘を祈るわ♪】
絢香『…なんか、こういうの慣れてきたね』
れいら『ファッションショーとか楽しみ〜♪』
私『私、こういうの得意じゃないよ〜』
類『確かにケツのデカいヤツには不利だな♪』
私『類、喧嘩売ってんの??』
陽介『はいはい。
それより今はくじでペア決めよ』
封筒の中を見ると、ハートと星とクローバーのカードが入っていた。
…うわ。なんて準備がいいんだ…
れいら『とりあえず引こう♪』
カードを裏返して私達は順番に引いた。
私は星のカードだった。
絢香『じゃあ、いっせーので見せようね』
絢香『いっせーの…』
絢香と陽介、れいらと誠…
私は類だった。
絢香『じゃあ、今日からはそのペア同士で行動しよう』
れいら『…』
私『えっ!!』
と同時に
類『りょーかいっ!!』
と言って私の腕をグイグイ引っ張って
衣装部屋に連れていった。
類『うーん…お前にはこれかな?いや、これ?んー…』
完全に類ペースだった。
私『ちょっと待ってよ!!』
類『でも、早く決めねえと…モデルウォーク??の練習もあんだろ』
私『そうだけど…でも、まだテーマわかんないでしょ?』
類『テーマなら、これだろ?』
そういって類は自分のケータイを見せた。
そこには、5日後のファッションショーの詳細が…
私『なんでこれ…??』
類『さっき調べたんだ。
そしたら、5日後に行われるやつがこれだけだ
ったからわかったんだよ』
ペアのテーマは
“日曜日のカップル達”
やっぱ恋人同士の設定で出るんだ…
でも、類とでよかった…
類『美紅…顔赤いぞ?そんな嬉しかったか?』
そういって得意の意地悪な笑顔を見せた。
私『何言ってんの。嬉しくなんかないし!!
それより、この間のこと誠に謝った??』
類『はいはい。わかりましたわかりましたっ』
私『まだなの!?
わかってるなら早く謝ってこい!!
私が類の衣装決めとくから』
そうして、衣装部屋から類を追い出した。