一生の恋バナ


類side




俺『たっだいま〜』


って俺は浮かれた声で戻ってきたら


美紅『え!はや!まだ決まってないのに…』


俺『相変わらずなにをしてもトロイなっ』


美紅『だって適当になんてきめれないし…』


美紅俺のために一生懸命考えてくれてんだな…


とか思ってたら


美紅が端のクローゼットを見て何やら


ブツブツいい始めて


納得した顔でこっちを見て


美紅『決まった!!これ着てみて!!』


と言われたので試着室で着替えて


出たら、美紅が赤らめた顔でこっちを見てるから


俺は照れ隠しに


俺『お嬢さん何見とれてるんすか?』


俺もバカなこと聞くなー。


んなこと、あるわけねえのに。


とりあえずあとは美紅の衣装だけだな。


俺は美紅を連れて商店街にある


服屋に向かった。



美紅に何着か着せたが何かが違ったので


俺は試着室の近くにあった、


いかにも妖精って感じがする白い、パールのついたキャミソールワンピースと


重ねに白いレースのボレロを、


靴は赤いパンプス。


そして、ネックレスを特注で注文した。


試着はさせずに買った。


美紅のことだから、似合わないとか言って却下されそうだからな。



家に帰ったら着替えてもらおうと思ったけど、もう7時を過ぎていたから


美紅は疲れてると思って今日は休ませた。


俺は風呂から上がって日記を書いたあと


スケッチブックを取り出して、


美紅に合うイメージを描き出した。















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