一生の恋バナ
サバイバル
美紅side
【美紅さんと類さんです】
するとこの紙を開いたとほぼ同時に…
ピンポーンッ
家のインターホンがなり、
リビングに入ってきたのは
『はーい♪レディたち♪』
しげるさんだ…
しげる『ペナルティについて
説明しにきたわよっ!!
今回は全員参加で内容はね…
サバイバル無人島生活よ♪』
はい??何それ??
しげる『みんな、困惑しているようだけど
説明を続けるわね♪
これから、全員無人島に
1週間滞在してもらうわ♪
もちろん、食料やお風呂なども
ほぼ全て自分たちで準備するのよ♪
ここからが重要なんだけど…
あとはこの紙を見てちょうだいっ
じゃあ、頑張ってね♪』
そういってしげるさんは紙を残して去っていった。
紙には
【用意してあるものは、トイレと地図、
それに寝るところは
今回のファッションショーのペアずつ違います
絢香さんと陽介さんは赤い小屋、
誠さんとれいらさんは青い小屋が
用意してあるのでそちらでお休みください。
美紅さんと類さんは…ペナルティのため
自分たちでどうにかすることになります。
なお、他のペアの小屋に入ることは
厳禁なのでそこは守ってください。
それと、家から持っていける荷物は
衣類のみとなってるのでご了承ください。】
私『えっ??』
れいら『これが美紅たちへのペナルティ??』
私『えっ?そこ??』
絢香『そっか。
美紅、この番組見たことないんだもんね。
普通ね、ペナルティって家を追い出されて
新メンバーとかわるってのが普通だったんだよ
だから、よかったよ!』
陽介『てかさ、
俺らの回の企画なんだか…すごくね??』
誠『まあ、確かに…』
絢香『前の舞踏会といい…
今回のサバイバルといい…』
類『今までのこの番組でペナルティって
ほとんどの場合=新メンバーとチェンジだよな』
私『今回から、変わっちゃったんじゃない?』
誠『まあ、だろうな』
少し前の私だったらきっと
新メンバーとチェンジの方が嬉しかったんだろうけど、
いつからかここでの生活が楽しくなっていて
その話を聞いて、ペナルティの内容がよく感じれた。
でも、無人島に一週間も滞在するなんて…
れいら『明日から一週間…』
私『うん…』
とりあえず各自、部屋に戻り準備をした。
準備が終わった私は夜、類の部屋に向かった。
トントンッ
私『類、入るよっ』
類『あ、美紅どうした??』
私『私のせいで小屋…ごめんね』
類『なんだそのことか?
そんなん気にすんなよ…
美紅心配症すぎ。
てか、サバイバルだしそうじゃなきゃなっ!!』
私『ごめんね…』
類『美紅いっつも謝るし。
今度からごめんなしな?』
私『えっ!!』
類『今度謝ったらキスするぞ??』
私『わ、わかりましたっ』
私はあせって思わず言ってしまった。
類はニヤリとして
類『それでよーしっ。
じゃあ、明日からたぶんきつくなるから
今日は寝ろよっ』
私『うんっ、おやすみっ』
類『おやすみ』
そうして自分の部屋に戻り日記を書いてからベットに入り寝た。