一生の恋バナ
記憶
フラッシュバック
翌朝
─トントンッ
『みーくっおはよっ』
入ってきたのは
れいらだった。
れいら『美紅大丈夫?』
私『うんっ!
寝たらすっかり元気になったよ♪』
れいら『その様子なら大丈夫そう♪
よかったあ…』
れいら『じゃあ、私着替えてくるっ
美紅もはやく着替えなよっ』
私『はいはーいっ』
よしっ。
着替え終わったとき
─トントンッ
『俺だけど…入るよ?』
誠が入ってきた。
私『どうかした?』
誠『あのさ、美紅何があった?類と…』
私『あー。うん…』
誠『あ、でも、
無理してこたえなくても大丈夫だぞっ』
誠になら…話そうかな。
私『あのね…』
とその日にあったことを話した。
誠『そういうことか…
情緒不安定だったから、
崖に気付かず落ちたのか…』
私『んー…
確かに、不安定だったけどね… 』
誰かに押された気がするのは
…気のせいかな
誠『不安定だったけど??』
私『ううん、なんでもないっ
誠…ありがとねっ』
誠『俺が聞きたかったからお礼なんていいよっ
誰にも言わないでおくから安心しろっ』
そうして、誠が私の部屋から出ていった。
私って誠の優しさにいつも助けられてるな…
誠に好きな子ができたら
私も全力で協力しなきゃね。