イチゴ大福


あ、でも、和紗達は心配してるかも…


少なくとも、麻妃のことは。

仕方ないから、電話入れるかな。

雅人は繋がらないだろうから、

和紗に。


っと、まず、この暴れてる方々に言わなきゃかなー?

あ、でも、聞いてくれなさそうだな。
ま、いけるか。

「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!」

だって、騒いでる声より大きな声を出せばいいんだもん。

「「な、なにごと!?」」

二人は私の方を見て、そう言った。

「ちょっと、電話してくるね」

私はそう言ってスマホを持って部屋を出た。

みんな、唖然としてたけど、

ま、きにしなーい!


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