イチゴ大福
プルルルルルプルルルルル

ガチャ

「もしもーしかず…」

『紅音!?今どこにいるんだよ!』

「え、今は…どこだろ、ここ。」

『は?ふざけんなよ。』

「いや、ふざけてない!まじまじ!」

『目印とかないの?』

「いやー、目印もなにも、室内だしねぇ、」

『どこの?』

「紅鮫の紅の基地じゃないかな?多分。」

『はぁ!?なんでそんなとこにいるんだよ!』

「なんでもなにも、誘拐されたからだよー」

『誘拐って…!大丈夫なのか!?』

「別に、なにもされてないもん。助けてくれただけ!」

『そうか、よかった…。今から迎えに行くから』

「わかった!麻妃に伝えておくね!」

『あぁ。あと、恭弥にもな。』

「はーい。」

ブチ

って、ここのリーダー恭ちゃんだって知ってたんだね、和紗。

ま、当たり前なのかもしれないけどね!

っと、部屋に戻って伝えなきゃだね。

そんなことを考えながら部屋に戻った。



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