イチゴ大福
「うん!

…でもさ、鍋パーティーなんていつ決めたの?」

「え、いまだよ。っとミスった。今でしょ!」

「…葵達は知ってるの?」

「え、今から電話するの!」

「そう、がんばれー」

「はーい」

そう言って私は、葵に電話をかけた。



『もしもし。』

あ、出た。

「葵?あのさー!鍋パーティー…」

『やーんっ。葵くん、入れながらでないでよーっ///』

…またやってんのか、コイツは。

イラッ

『うるさい。なんか言ったか?』

「鍋パーティー、葵ンちでしようと思ったけど、やめた。なんでもない。」

私はそう言ってからすぐ、電話を切った。


「すごいな、葵」

麻妃が呆れながらそう言った。


なんか、イライラする。


「仕方ない、葵抜きでやるかな!」

私がそういうと、

「そんなことしたら葵怒りそうだけどね笑」

「ま、気にしない!」

「次は和紗か…」

『もしもーし和ちゃんでーす』

「ね、きっていいかな、麻妃。」

「いいと思う」

「おけ!」

『ちょっと待て!なんだよ、お前ら!』

「和紗って、明日暇?」

『明日は超絶暇人!』

「じゃー、葵んちで鍋パーティーな!」

『おっけー!』

「ばいばーい」
ぶち。

「…葵参加しなんじゃないの?」

「うん!家だけ借りる!」

「あ、そう…」

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