イチゴ大福
「雅人は麻妃が誘ってね。」
「え、私が?」
「もちろん。よろしくね」
「う、うん。」
「さてと、じゃ、私は帰るね!」
「うん、ばいばーい」
…よし!
買い物かなー!
明日の準備ー!
ってことで、八百屋さんにゴー!
何入れようかなぁ、
私基本、ぶっ込鍋なんだよねぇ、
いいや、安かったやつで!
私はスキップしながら八百屋さんに向かった
「あ。」
ん?
声がした方を向く。
「やすじゃん!」
私は明らかに嫌そーな顔をしているやすに近づいてそう言った。
「一応聞いてやる。なにしてんだ。」
「明日の鍋パーティの食材買いに来たの!」
「鍋パーティー?」
「そう!葵の家でやるんだ!
やすたちもくる?」
「…恭弥さんに聞いてみる」
「わかったー!じゃ、結論教えてね!
「わかった。非常に不本意だけど、恭弥さんのためにお前の連絡先聞いてやる」
「あ、そっか、恭ちゃん私のアド知らないっけ、
仕方ないから教えてあげるー」
そう言って私はやすの携帯を取り上げた。
「さっさとしろ。急いでるんだから」
「わかったよ!そんな急かすと髪の毛抜くよ!」
「地味に怖い脅しだな、それ。」
「ふふっ!はい!できたよ!連絡よろー!」
「おう。」