イチゴ大福
ついにその時が来てしまった。
俺たちは紅専用の倉庫に集まった。
「お前ら…本当にいいのか?」
そう、申し訳なさそうな顔をして聞いてきた恭弥さん。
「変な顔しないでくださいよ!恭弥さん!」
レンがそう言ってはげました。
「…ありがとな。
…でも」
そこまで言って止まった。
言いたいことはなんとなくわかった。
「恭弥さん、行ってください」
タケはそう行った。
俺達も静かに頷いた。
「…いいのか?」
恭弥さんは、そう聞いてきた。
答えなんて、もう決まってる。
こんなことで二人の絆が途絶えるなんて、絶対に嫌だ。
だから俺たちは動く。
大切な仲間のために…
だから、
「恭弥さん、せいじさんを助けてくださいっ」
俺は…俺たちは頭を下げた。
「…ありがとうっっ!」
そう、泣きそうになりながら俺達に行って、倉庫を出ていった。
「さてと、俺達も仕事しようか。」
そう言って、車を出して
紅音を迎えに行った。
いや、結果的には紅音達になったわけだけど…