イチゴ大福
「それがさー、決まんないんだよね…
候補が二つあるからさ、、、」
「いいじゃん、二つ選べば!」
「え、クリスマスに二つもあげちゃうの…?」
みぃが驚きながら聞いてきた。
「いや、葵の誕生日クリスマスイブでしょ?」
「あ、そういえば!」
「それなら葵くんに二つあげてもおかしくないね!」
「よし!じゃあ、香水と、ネックレスにしよっと!」
私がそう言うと、二人は驚いて聞いてきた
「え、ネックレス…?嫌いなんじゃないの?」
「いやー、ネックレス、つけてくれるような気がするからさ…」
「あー、ネックレスは独占の印だもんね」
にやりと笑いながら言ってきた麻妃
「え!そうなんだ!だからこの前あげたとき照れてたんだ…///」
…幸せそうで何よりです
「ってか、なんで香水?」
「それ、私なんとなくわかるよ!
自分の選んだ匂いで女よけだよね!」
「んー、まーそんな感じかな?さすがみぃ!」
「えへへ」
「…じゃーさ、さっさと選んで!」
麻妃が呆れながらそう言った
「はーい」
元気良く返事して、香水を選ぶ
…ク、臭い…
失敗した、私、香水の匂いダメなんだよ…
仕方ない、ほかのやつに…ん?
なんか、こっちからいい匂いする
私はくんかくんかしながらそれを探した
にしても…
匂いが混ざってるんだけどー!!
うはー!
鼻が潰れるー!!
…気合で探しますか、、、、!
「…あ。」
あった!
これだ!
私はその香水を手にとった。
シュッ
くんくん
うん、これこれ!
なんか、柔らかくて、刺激の少ない感じの匂い。
でも、なんかすきとおってて、私、この匂い好きだわ…
葵がこれつけたら…最高じゃない?
なんて、私基準にしか考えてないけど…
ま、いっか!
これに決定!!
あとは、ネックレスだけど…