イチゴ大福

そして、トップらしき男が私の肩に手を置いてきた。

あー、きも。

ってゆうか、タバコ臭い、

タバコ臭いの嫌いなんだけど。

あーぁ、マジ最悪。

「こいつ、マジでヤられたいんじゃねーの?
なんにも言わねーもんな。」

…なわけ無いじゃんか。

「きも。」


っと、声がでちゃったかなー?

「やっと抵抗したかー。そうじゃなきゃつまんねーもんな?」

男はそう言って私を押し倒した。


ゴンっ

いっったぁ!

頭ぶつけたし!

ふざけんなよ。

そう思い、睨みつけた瞬間、


ボコッ

…あら、

王子様。


…ではなくて、葵。

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