イチゴ大福


「お、今日は早いね。」

麻妃は驚いたように言ってきた。


私、いつもそんなに待たせてたっけ?

…またせてたね。


うん、


いつもごめんなさい、


「行くか。」

そう言って雅人は私の手を引き歩き出した。

「ちょっと待てよ」

葵が雅人に声をかける。

そしてそのまま、葵が私を引っ張った。


「わぁっ!」

驚いた拍子に、私は葵の胸にダイブ。


「ん。」

葵、なんでそんなに満足げなのよ…




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