イチゴ大福
「ほら!紅音、置いてくよー?」
麻妃が声をかけてくる。
そろそろまじで怒られそうだな、
「待って!一瞬で用意するから!」
そう言って、バックに何も入れずにチャックを閉めた。
そして背負っていそ急いで麻妃の元へ行く。
「用意をするもなにも、何も入れてないじゃん…」
麻妃が呆れたようにそう言って、
歩き出した。
そして、学校の外に出て、
待ち合わせ場所まで行く。
「おっそいなぁ、」
私たちが待っているのは、葵と和紗。
雅人はバイトがあるらしく、今日は別々だ。
葵と和紗も私達と同じ学校なんだけど、
やっぱ、ねぇ、
ヤンキーだったりするとさ、
それにつるんでる私達も先生とかに目をつけられるからさ、
学校では出来るだけ関わらないようにしてる。
ってゆうのは、表面の理由で、
実際、女子の目が怖いからってゆういたって単純な理由。
めんどくさいのは嫌いなもんで。