YorUgAo~傷だらけ絶世美女の壁を無愛想教師が壊します~
……なんなの!?
むかつくむかつくむかつくむかつく。
「安堂……
お前、将来の事とか何か考えてるか…?
大学とか、なりたいものややりたい事。何でもいいから。」
「…ありません。」
「……だよな。それが普通だよ。」
そういって、無愛想だった顔から漏れたふわっとした笑顔ーーー
そんな笑顔を見せられたら、
さっきのイライラは自然とどこかへ飛んで行った。