言葉から始まった……
「じゃあ、私も吸おうかな~」
「「「「詩音はだめ!」」」」
全員に止められて拗ねる詩音を横目に、
「今日仕事なかったの?」
「俺と侑隼は当てられた仕事終わったから、次の仕事待ち。龍は朝仕事してきたらしい」
「それでよく遊ぼうと思うよ」
詩音と侑隼と話す龍を見て呆れ混じりのため息をついた。
「でも、乃愛も仕事と勉強両立させてるじゃん」
両立…
「私はバイトだから。
浩らの仕事と比べたら数倍楽だしね」
「それでも、よく頑張ってるよ」