言葉から始まった……
ピコンッ
返事はすぐに返ってきて…
ーーー俺も!乃愛に会えてよかった
ほっ
なぜか安心した。
ーーーなぁ、ちょっと外でねーか?
トーク画面を開きっぱなしにしていると、新たなトークを受信する。
ーーーいいよ!
二人っきりになることに少しだけ抵抗を覚えたけど、悠くんのこと信じてすぐにOKした。
「悪い、ちょっと抜けるは!
乃愛、いこーぜ!」
周りから冷やかしみたいな声が上がるのを無視して、悠くんに続いて部屋からでる。
「近くの公園にでも行くか?」
「うん!」
場所は特に希望がなかった私は、悠くんの後ろをついて歩く。
公園にはすぐについて、二人ベンチに座った。