運命は始まったばかり
真昼間から、こんな事をしていると
夕方になる頃には
声はかすれ、
恥ずかしさすらなくなるものだ。
「そっちの小さいやつ1つ」
「はい、ありがとうございます」
「せっかくのイブなのに大変だね。」
「いえいえ」
「彼氏といい夜を過ごしなよ。
じゃ、頑張って!」
「はい、ありがとうございます」
会社帰りの、おじさんに
そう慰められてるけれど、
そんなの心配無用ですよ・・・
彼氏なんていませんから。
でも、寂しくなんてありません。
帰ったら、カメが一匹
水槽から顔出して
迎えてくれますから。
大変だね、デートもできないね。
なんてケーキを買っていく人達に言われる度
そんな事を、心の中で呟いて強がっている自分がいる。
夕方になる頃には
声はかすれ、
恥ずかしさすらなくなるものだ。
「そっちの小さいやつ1つ」
「はい、ありがとうございます」
「せっかくのイブなのに大変だね。」
「いえいえ」
「彼氏といい夜を過ごしなよ。
じゃ、頑張って!」
「はい、ありがとうございます」
会社帰りの、おじさんに
そう慰められてるけれど、
そんなの心配無用ですよ・・・
彼氏なんていませんから。
でも、寂しくなんてありません。
帰ったら、カメが一匹
水槽から顔出して
迎えてくれますから。
大変だね、デートもできないね。
なんてケーキを買っていく人達に言われる度
そんな事を、心の中で呟いて強がっている自分がいる。