Witch and Vampire ―恋物語―

その魔法を見つけた数日後。

魔女とヴァンパイアの長を呼び出し、二人に同時に魔法をかけた。

そこから二人に自分の仲間にその魔法をかけることを命じた。



その日から戦争はなくなった。


魔女はヴァンパイアを異性とみるようになり、ヴァンパイアをまた同じだった。


そのころからその例の契約を結ばせる場所の建物の建築を始めた。


その結果に大満足だった王様はその魔法の書をもう一度見たとき気づいた。


そこには何万年前ヴァンパイアの血には呪いがかかってあり、その契約を必ずしないと魔力はこの世から消え去り、その規模を考えて人間の方にも影響が及ぶだろうと書いてあった。


王様はすぐにその魔法をかけた長を探し出し、この事実を伝えた。



二人はその内容を静かに聞いていた。


そして、このことは皆にすぐ伝えますといってそこの場所から去って行った。


その日から二つの種族は奥の森に居住地をつくって暮らしていった。


そこからまた数万年の時が経った。



そのようなことが起きたということはまだ一度もない・・・。


< 3 / 131 >

この作品をシェア

pagetop