Witch and Vampire ―恋物語―
時間は戻って三日前。
「そろそろ治ってきたかな。」
ソラのおかげかわからないが予定よりも数日早くよくなっていた。
「とりあえず、ご飯をたべようかなぁー。」
気分よくベッドを出る。
そのときだった。
「失礼します。」
「あぁ。」
やって来たのはテラと、
「ソラ?」
シンプルな制服を着たソラがいた。
「へ、変か?」
心配そうに聞いてくるソラ。
「まぁ、普通じゃないか?」
白を基調にしたなんの飾りもない制服はソラにとても似合っていた。
「はぁ。よかった。」
「なにがだ?」
「ナイトさんに変だって言われないかドキドキしてたんだ。」
「そうか。」
そんなに心配するほどか、と思ったが、ソラはもうそのことには気にしていないようだったので、話しを変えることにした。