Witch and Vampire ―恋物語―

少女

俺の名前はナイト。

18歳のヴァンパイアだ。

位は上で今はでかい屋敷で召使と一緒に暮らしている。

「・・・どうすんだよこいつ・・・。」

つい先ほど森が騒がしいと感じで屋敷を出たら、人の声がして行ってみると木の近くに一人の少女とヴァンパイアと思われるやつがいた。

その少女の顔は怯えの色が浮かんでいて、俺は小さくため息をついてそいつに話しかけてみたら・・・

「で、こうなったんだ？」

「は？うるせぇな。」

「てかこの子ちっちゃいね。8歳くらい？ナイトとは10歳差だねー。」


そんなことを言ってるやつはカラスのクラ。

おしゃべりな野郎で、いつも俺の後をついてくる。

「で、どうするの？連れて帰るの？」

「そうするしかねぇだろ・・・。追われてるみたいだし。」

そう言って周りを見る。

何人ものヴァンパイアがこちらの様子をうかがっていた。