辛口レビュー板から伺いました。
人間の黒い感情、個人的に大好物です(笑)
最後まで、とても楽しく読ませて頂きました。
唯一気になったのは、葬式の場面。
同級生がいるということは、葬式ではなく通夜かな、と思います。時間帯も夕方のようですし。
あとは、雅彦を創る過程で血液と体液が抜けていたのが気になったくらいでしょうか。
数ヶ所、誤字がありましたが気になるほどではありませんでした。
暇を持て余したとき、自ら創り上げる想像を楽しむ人達は少なくないでしょう。そんな「想像」を題材に、主人公の自己中心的な性格が、最後までぶれること無く描かれていたのはとても良かったです!
いわゆるホラー系の怖さではありませんが、人間の狂気、勝手に創られ、途中で投げ出された者の行き場の無い感情、歪んだ愛…
読むほどに引き込まれていきます。
面白かった~、大満足です♪