coffee time
年下の子と、キスするなんて
思ってもみなかった。
まして、働いている大学の学生と
公園で…キスなんて。

カフェイン中毒にみたいに、
また泰輔くんが欲しくなるのかな
なんて思ったりした。

「俺より、亜季が不思議。」

私はまたさっきみたいに
泰輔くんに寄りかかりながら…
どこかで流れてるBGMみたいに
泰輔くんの話を聞いた。

「亜季のコト、好きって言ってたの、
俺が亜季のコト好きだって
言ってた俺の友達だよ?」

そう言えば、誰か横に居たかも。
思い出せないけれど。

「いいの?
…友達の好きなオンナとキスして。」
余計なコト思わず聞いてしまった。

「それが不思議なの。
亜季って人気あるから。
俺とキスしてくれたのが不思議。」

「私も…わからないけど
こうなりたかったのかも。」

ゆびも舌も…もう絡んでいた。
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