*snow magic*
雪の魔法
大時計で場所あってるよね?
時計をちらりと見上げた
「ちょっと、はやかったかな?」
もちろんあいつが来ているわけもなく
とりあえず、暇。
しかも、寒いし
「カイロあったよね」
カバンの中をあさったら見つかった
「はぁー、あったかーい」
ふと、振り返ってみると
見覚えのある人影が見えた
私はその人影に向かって叫んだ
「聖也、おっそい!」
「はぁ!?お前がはやいだけだろ!」
、、、やっときた
待ちくたびれたー
カイロも効果切れちゃったし
あー、寒い
「ちょい、歩かねぇ?」
「いいよ」
そうして、私たちは駅から遠ざかっていった