馬鹿な私をもらってください。
私の突然の叫び声にびっくりしたのか、一瞬塁君の肩がピクリと揺れた。


パ…パンクしてる…。


何で?昨日まで普通だったのに。


ていうかこれじゃ学校行けないよ…


半泣き状態の私に、後ろからはあーとため息が聞こえてきた。


る…塁君、怒ってるよね?

先に行っててもらって…


「塁君、先にー…」


「乗れよ」


はい??


「後ろ。早く」


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