馬鹿な私をもらってください。
思わず塁君に見とれていると。


「うん。よろしくね」


塁君はそう言ってにっこり笑った。


きゅーんっっ


私は吹き出しそうな鼻を押さえながら笑い返す。


王子様の前で鼻血なんて恥ずかしいもんね(*/□\*)

きゃっ(*ノ▽ノ)


「理彩、塁君とお部屋で遊んでなさい」


「はーい!」


「塁君、理彩と仲良くしてあげてね」


「はい。こちらこそ仲良くさせていただきます」


ママはそんな塁君をえらい、とかいい子ね、とかめちゃくちゃに褒めていた。
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