【短編】HONEY DROP
「良かったじゃない。デートよ、デート!」
「別にデートってわけじゃ……。買い物に付き合うだけだし!」
「それをデートって言うのよ♪」
まるで自分のことのように喜んでいる陽子。
佐倉先輩とのことを話した結果がこれ。
うぅ、話すんじゃなかった。
恥ずかしいし……。
「そうと決まれば、おもいっきしオシャレしなきゃねっ」
「オシャレって何も……」
続きを言おうとしたら、陽子に頭を叩かれた。
「イタッ!」
「バカ! 初デートよ、初デート! オシャレするなんて当たり前よ!!」
机を乗り出して、マジで話す陽子。
ち、近いし……。
何で陽子が真剣になるのよっ!
.
「別にデートってわけじゃ……。買い物に付き合うだけだし!」
「それをデートって言うのよ♪」
まるで自分のことのように喜んでいる陽子。
佐倉先輩とのことを話した結果がこれ。
うぅ、話すんじゃなかった。
恥ずかしいし……。
「そうと決まれば、おもいっきしオシャレしなきゃねっ」
「オシャレって何も……」
続きを言おうとしたら、陽子に頭を叩かれた。
「イタッ!」
「バカ! 初デートよ、初デート! オシャレするなんて当たり前よ!!」
机を乗り出して、マジで話す陽子。
ち、近いし……。
何で陽子が真剣になるのよっ!
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