どうしてこうなるの?私達の日常生活
「ジェイン。」
「何?」
不機嫌な小中はぶっきらぼうな態度でジェインにこう投げかける。
「小島さんのお家知ってるんでしょ?」
元彼であるジェインはもちろん桜の家は知っているわけで・・・。ジェインは一抹の不安に駆られ、食べていたカレーライスの味を感じなくなっていた。
「まぁ…まさか…」
「乗り込むわよ。」
予想していたとおりの回答に思わず固まってしまう。そんなジェインに小中は・・・
「何ビビッてんの?どうせ、二人は一緒に部屋でのんびりしてるわ(笑)思い切ってそこに乗り込みたくなっただけ(笑)」
「で、でも・・・じゃ、邪魔じゃ・・・。」
「邪魔?仕事サボっているほうがよっぽど会社に邪魔だわ。それに今回、ミーティングをサボってるんだから・・・ちょっとしたスパイスも必要でしょ?」
そういいながら、オムライスを食べる小中。
ジェインの心の中は(女って・・・やっぱり怖い・・・)と感じていた。