どうしてこうなるの?私達の日常生活



「一生を誓う日?」
「うん。」



不思議そうな顔をする桜に城島は、言いづらそうに話始めた


「これからも同じように過ごしたいって感じたら、プロポーズって感じだな。シチュエーションも結構考えてな(笑)」

タバコを点ける城島。しかし、その顔は、少し紅く染まっていた。


「ふ~ん(笑)」
「ちょ…笑うな!」
「だって、顔真っ赤なんだもん(笑)」


そんな話をしていると、日は暮れて夕方に…
クリスマスイベントの大まかな草案が出来上がり、ほっこりコーヒーを飲む二人。

その時間を切り裂く音が部屋に・・・


ピ~ンポ~ン


「は~い。」


桜は、インターフォンの画面を見てびっくり!そこに写っていたのは、いつものツンデレ状態の小中とそんな彼女の後ろで謝るジェインだった。


「仮病を使って休んでいるから、お見舞いに来てあげたわ小島さん、城島部長!」


部屋中に響いた小中の声。城島も余りの事に呆然とするしかなかった…


「ふ~ん。こんな殺風景な部屋に住んでるのね、センスを疑いますわ(笑)」

「どーも(怒)」

相変わらずの挑発モードの小中。そして…


「ここでお仕事しても、行動がね~。」


とどめの一言。
桜も城島も返す言葉がなかった…


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