どうしてこうなるの?私達の日常生活

そしてプレゼンテーションが始まる。各部署ともに“渾身の作品”を出していくのだが・・・


「それだと、ターゲット層が限定されてしまいます。」

「指定した予算から出てしまうのではないのでしょうか?」


というミヤサカの意見で、ことごとく却下されていく。そんなミヤサカの姿を見続ける桜には・・・



(デジャブだ・・・要さんが二人いるみたい・・・。)



と感じてしまい、体が震えだす。そんな桜を見た城島は、誰にも見えないようにそっと、桜の左手の上に自分の右手を置いた。驚いた桜はぱっと城島の顔を見ると城島は、ペンで下をさす。
資料の空白ページに“緊張すんな!大丈夫だから、桜なら出来る。”と書れていた。それを見た桜は、泣きそうになる気持ちをぐっと押さえ込んでプレゼンに挑んだ。


「それでは、商品開発部、城島部長、小島桜さんお願いします。」


城島は、プロジェクターの前に立ち、桜は用意されたパソコンにUSBを指して資料を出す。そして、そこに映された見出しにミヤサカはびっくりする。



“Remembar Christmas ”



その一言に・・・


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