どうしてこうなるの?私達の日常生活
桜が注ぐ紅茶の色は少し紅い色をしていた。不思議に感じたミヤサカは、そのコップの中の紅茶を見つめている。
桜は、紅茶を注ぎながら説明を始める。その説明を聞きながら、その会場にいた役員、社員全員で試食を始める。
「お茶は、ローズヒップをベースにした紅茶です。また、クリスマスの時期に欠かせない果物はイチゴだと思います。なので、このお茶にはイチゴの香りをプラスしています。」
「ホ~・・・不思議ナ紅茶デス。」
「お菓子に関してなのですが、パーティー会場ではイギリスのティータイムをイメージして、会場の中央にケーキのタワーをと考えています。」
パソコンの前に戻っていた城島がイメージ図を出すと、会議室がざわつき始める。そこに映し出されていたのは、鳥かごをイメージするかのような、ケーキタワーが出ていた。
「今回は、このタワーで提供するお菓子の一つ、カップケーキをお持ちしています。当日、このタワーには、“和、洋、中”様々なジャンルのスイーツをご提供させていただく予定です。」
試食をしながら、プレゼンは続いていき・・・
「商品開発部からは以上です。ありがとうございました。」
城島と桜は、頭を下げた。