どうしてこうなるの?私達の日常生活


「BerryGood! ただ、僕から少しいいですか?」


ミヤサカは、城島と桜にそういうと、二人が頭を上げるのを見てから話し始めた。


「鳥かごタワーは少しサイズを小さくしたほうがいいです。参加者の中には子供もいるかもしれない。この高さだと子供は届かない可能性があるし、無理に取ろうとして、負荷をかけてしまうと、タワーが倒れてしまうかもしれない。少し検討してください。」


「はい。」


「それと、告白タイムについてなのだが、告白内容が必ずしも“いい結果”が出るとは限らない。だから、そのための対策マニュアルを考えていたほうがいいです。」


「わかりました。」


「僕からは以上です。」


ミヤサカからの質問が終わり、城島と桜は席に着く。


「いいプランじゃない。」


桜の隣にいた小中が珍しくほめる。それに驚いた桜は「ありがとう。」と驚きながら返す。

しかし・・・

「図に乗らないでね。私たちだって負けてないですから。」と小中は席を立って、プレゼンテーションを始めた。



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