どうしてこうなるの?私達の日常生活
「あやめ…」
「お仕事の足しになればと思って、持ってきましたのに…。」
ジェインは、小中から妹の存在を聞いていた。しかし、初めて見るあやめの姿に驚きを隠せずにいた。
「あっ…」
ジェインの存在に気付いたあやめ。すぐさま頭を下げて…
「お姉様がいつもお世話になっています。」
と挨拶をする。そして、持っていたバックをあける・・・
「暖かいパイを…あっ…」
あやめはバスケットのなかのパイをみて愕然とする。きれいに仕上がった自信作が半壊状態だったのだ。
「さっき…ぶつかって…コケて…」
「食べれたらいいから大丈夫!」
小中は、そういいながら、机の中にいれていた紙皿のパックを開け、パイを置いていく。その間に、ジェインは、コーヒーを3ついれて机に置いた。